食材まめ知識&地産・地消情報

坊ちゃん南瓜一口メモ

青果部

福井市西部(川西地区)、中央地区で取れる「ミニかぼちゃ」

産地の紹介nankin
 福井市の鶉、棗、本郷、東安居、社、殿下地区の畑地(赤土)や水田でも栽培できる特産物として平成13年から作付けを開始しました。水田では排水の徹底と立体栽培を導入。
食味の良さと、少人数家族に手頃な大きさ、カロチン豊富な健康食品として人気がでてきているのに加え、軽作業中心で高齢者にも栽培できるなどの理由から2.5haで栽培しています。

品目の紹介
 品目は「坊ちゃん」という果重500gくらいのミニかぼちゃで、
①電子レンジで7~8分加熱するだけで味付けなしで食べられる。
②甘くてほくほくと美味しい食味(糖分22.4g>西洋かぼちゃ17.5g)
③癌予防と美容に効果のビタミンAが豊富(含有量は西洋かぼちゃの4倍)

栽培の特徴
①赤土の畑地(かぼちゃの適した土壌)や排水溝を深く掘った水田で栽培しているので、かぼちゃの甘味が強い。
②3本に整枝して着果、完熟した順に収穫しています。適期収穫と十分な風乾により品質保持の徹底を図っています。ほくほくとした栗のような味が特徴。